厚手のトレーシングペーパーに白インクで原画の輪郭を写し取る。次に裏側から、先端が金属球の専用の道具で、こすったり、押したりすると、これらの部分は紙が白濁して風情がでる。次に絵柄に応じて針で穴を開け、ハサミでカットして、さまざまなレース模様を作る。原画には幾何学紋様や草花などがあり、できあがった作品は、まるで繊細な刺繍をほどこした絹のレースのようだ。おしゃべりしながらマイペースで楽しく進めていく。 正式には「パーチメント クラフト」と言い、16世紀以前に修道僧がはじめた。20世紀に入ってオランダの女性(マーサ・オスピアさん)が広め、今では世界中に多くの愛好家がいる。 こすり、穴あけ、カットの基本技能は月1回参加すれば1年ほどで習得できる。完成した作品は、壁に飾ってもよし、カードなどに仕上げるとプレゼントとしても最高。根気と回数と慣れが上達の秘訣とのこと。細かい作業なので、視力に自信があって興味のある方は是非ご連絡を。 |
作業をはじめると時間がたつのも忘れてしまう。 ![]() あじさい |
2019-04-18 | |
桜会 代表者:小峰(こみね) 世津子(せつこ) 連絡先:Tel.044-965-0369 設 立:2006年4月 会員数:女性4名 会 費:1000円/月 別途、会場費を参加者で人数割り 活動日:会員の都合のよい日 活動場所:市民交流館やまゆり |
取材・文 中島久幸 |
〒215-0021
川崎市麻生区上麻生1-11-5
TEL 044-951-6321