多摩21紀会はちょっと「硬派」な懇談会である。それは今後予定されているテーマ「地域活性化の考え方」、「オマーンと日本」(いずれも仮題)などからも理解できる。 代表の櫃間さんによれば「話し手である話題提供者から、聞き手である出席者への一方通行ではなく、相互に対等に意見交換する場でありたいと願っている。だから、ここでは大学教授でも『先生』ではなく『さん』づけです」とのこと。 確かに聞き手にも漫然と聞き流している人は見当たらず、テーマに沿って熱心な質疑が交わされていた。 そんな骨の折れる会なのに、毎回会場は満席になるという。記者にとってそれは謎の一つだったが、休憩時間に疑問は氷解した。櫃間夫人お手製のケーキ、そして心優しくも用意された飲み物。一説によればこのケーキ目当てに参加される人もいるという。 甘いケーキと飲み物のように、楽しい活動の一方で、こうした堅い活動も必要なのだろう。 「趣旨を理解され、継続的に参加される方を歓迎します。」とのことなので、参加されてはいかがだろう。 |
![]() 講義風景 講師の熱意がそのまま全員に伝わる。 部屋の空気が熱い ![]() ケーキの味、香りを伝えられないのが とても残念。こんなにおいしいのに! ![]() 16年3月の例会から。話題提供者の緒方修さん。 |
2019-05-01 | |
多摩21紀会 代 表:櫃間(ひつま) 道夫(みちお) 連絡先:Tel.044-987-7560 設 立:2002年9月 会 員:出席者は20~30名/1回 会 費:300円/1回 活動日:毎月第4火曜 (8月、12月は休み) 活動場所:麻生市民交流館やまゆり |
取材・文 仲原照男 |
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