はじめに絵手紙に必要な道具を紹介する。 墨は淡い墨色が描ける青(あお)墨(すみ)を使い、絵具は日本画用の顔(がん)彩(さい)を使う。筆は書道用のもののほか割りバシや木の枝など、描くものに応じて工夫をこらす。 筆は描く線に味がでるように先端を持つ。教室はまず色々な太さで直線や丸を描く腕ならしからはじまった。筆使いを重んじるので時間をかける。 次に、持ち寄った草花や野菜の輪郭を描くが、花々の大きさや、野菜の実と葉の大きさのバランスのほか、形の特徴をよく観察して描いてゆく。余白も絵のうちなので大切にする。 続いて彩色するが、花びらや葉などの周辺を濃く、中央を薄く、花束などは下を濃く、上は薄くすると見栄えがする。 |
![]() 絵手紙で使う道具一式 ![]() 筆は先を持ってまっすぐ立てる ![]() 直線や丸や三角などを描く ![]() 持ち寄ったスミレの花 ![]() 花びらから描いていく ![]() 色付けして言葉を添えれば完成 |
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2019-08-08 | |
順絵手紙教室 代 表:森安(もりやす)順子(じゅんこ) 連絡先:Tel.044-955-5423 設 立:1998年11月 会 員:15名(男性:1名、女性:14名) 50歳代~80歳代 入会金:1000円 会 費:1000円/月 活動日:毎月第2金曜 13時30分~15時30分 活動場所:麻生区役所柿生分庁舎 (柿生駅から徒歩5分) |
取材・文 中島久幸 |
〒215-0021
川崎市麻生区上麻生1-11-5
TEL 044-951-6321