校区を拠点とした地域の少年野球のチームが、少子化の中で、元気な球児と指導者達が支えあって、粘り強い活動を繰り広げている。 酷暑の中、下級生の球児がいきおいよく外野の守りにつく。攻撃側になると1塁コーチを喜んで引き受ける。嬉々とした表情は自分がレギュラーに近いところにいることを理解しているからだ。先発出場できるのは先輩の体調不良のおかげ。いや、力をつけるためと本人は自覚している。 虹ヶ丘小学校区の「虹ヶ丘ファイターズ」は14年前、県大会で準優勝した強豪だ。球児不足をポジティブにとらえ、助け合いながら勝利をめざす。攻守の基本を実践、試合でこそ力を発揮するために。 「冷たい麦茶です!」炎天下、試合の合間に塁審のおとうさん達はちょっと一息ついた。母親、父親の役目も自然と球児と呼吸をあわせる大切な時間だ。 |
![]() 試合開始前はいつも緊張の一瞬だ ![]() 大声を出すとチームの心が一つになる |
2019-04-19 | |
虹ヶ丘ファイターズ 代表者:代表 中沢(なかざわ) 中(なかば)/監督 鈴木(すずき) 宏一(ひろかず) 連絡先:Tel.044-988-5304、090-1462-9494(鈴木) nijigaoka_fighters@yahoo.co.jp 設 立:1978年10月 部員数:15名 会 費:3000円/月 活動日:土・日・祝日 活動場所:主に虹ヶ丘小学校 HP:https:// nijigaoka-fighters.jimdo.com/ |
取材・文 中島久幸 |
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